ピース / SPARTA LOCALS
「ワールド」が好き。
SPARTA LOCALSのシングル。
なんといってもSPARTA LOCALSの代表曲と言えば「ピース」と「トウキョウバレリーナ」だと思いますが、表題曲は代表曲の名に相応しい名曲です。邦楽のスタンダードですね。
ただアルバム版のミックスの方が好きです。こっちだと音が引っ込んでいて大人しい印象を受けますね。
カップリングは「ワールド」と「君がねむる丘」の二曲。
「ワールド」は約7分に及ぶ曲ですが全く長さを感じさせない曲。歌詞が好きです。初期スパルタの歌詞は本当に綺麗だと思う。サビのメロディも好き。
「君がねむる丘」はレゲエ入ってる曲。初期スパルタっぽい薄暗さがあります。
総じて「セコンドファンファーレ」と「SUN SUN SUN」の作風の分水嶺的なシングルですね。
余談ですが本当に初期スパルタの歌詞好きなんですよね。
「サイレント」の歌詞とか読むとこんなにロマンチックで綺麗な歌詞書く人は邦楽で他に居ないと思う。そこはかとない不条理感も最高。
「POGO」の歌詞も好きです。『「夕空はぶどうみたいね」街が囁く あくびを僕は噛み殺して黙っている』『レールの真ん中にあった猫の死骸を都会のシャドウが伸びてきて連れ去った』このキラーフレーズ感。
セコンドファンファーレ収録曲の歌詞は全部素晴らしいです。
そしてこのシングルには初期のライブを収めた特典DVDが付いてきてます。
これが滅法良かったです。なんといっても「ピース」以降の流れが半端ない。
「ギャップ」はこれで初めて聴いたんですがありえないくらい格好良いですね。ぶっ壊れてます。
それから最後に演奏された超名曲「GRUNGY SISTER」、本当に唯一無二の世界観。
2017/02/13 (Last Modified: 2022/04/27)